横浜ビューティー&ブライダル専門学校
安喰 弘子

名前や記事タイトルが入ります。

大手エステティックサロン(5年)ボディ・フェイシャル・脱毛等のトリートメント全般、カウンセリング、店販業務を経て店長となり、店舗全体の売上管理やクレーム対応、スタッフの育成など多岐にわたる業務に従事。その後メディカル系エステティックサロン(美容外科内)にてマネージャー業務全般(5年)を行い、医療と美容の共存共栄が必要になっていく時代の変化を痛感しながら様々なことに挑戦し、この期間、医師に医療の知識を指導いただき、学ぶことが出来たことがきっかけで、教員としての仕事(生理学・皮膚学などの理論授業など)を担っている。

「エステティシャン業界全体をより良くしたい」という想いがある

エステティシャンの社会的地位の向上をしたいと感じ、エステティシャンという職業に誇りを持ち社会に貢献できるような人材を育てたいと強く思ったことが入社のきっかけでした。

以前勤務していたメディカル系エステサロンで、エステティシャンの社会的地位の低さや仕事内容に対する誤解を感じていました。この経験から、資格を持ち、人間性とホスピタリティ精神を兼ね備えたエステティシャンを育成し、業界全体をより良くしたいと考えるようになりました。また三幸学園の教育理念である「技能と心の調和」に魅力を感じたことも入社の大きな決め手となりました。

実践的な指導から生徒一人ひとりのケアまで 業務は様々

基本的に、エステ実習(フェイシャル・ボディ・脱毛・その他のトリートメントなど)に加えて皮膚学や生理学・栄養学・化粧品学などのエステティック業務全体に関連する座学も教えています。シデスコインターナショナル国際試験を取得する専攻をメインに担当しています。

実習授業は4コマ続きの授業で、生徒は相モデルで学びます。施術者としてだけでなくモデルを通して心地よさや手の温もりなどを感じてもらうことも大切にしています。その他エステティックは衛生面や身嗜みに対しての意識も高くないといけませんので、授業ルールの中でそれらのことをしっかりと指導しています。授業ではずっと立ちっぱなしではありますが、生徒達の技術を満遍なく指導することを心がけているので時間が経つのがあっという間です。

また、就職活動に伴い履歴書やエントリーシートの添削や面接練習なども大切な仕事になります。その他、生徒達から様々な事柄の相談を受けることも多いです。ネガティブに考えてしまう癖がある生徒へは物事の捉え方を変える(視点を変える)など前向きに考えられるような言葉がけなどをしていくこともあります。

旅立つ生徒が誇り 新たな生徒を育てるモチベーションに

やりがいは、生徒達が技術面だけでなく心の面でも飛躍的に成長していくところを見られる事と社会に出てからの活躍ぶりを見聞きする事ですね。例えば大手企業様で店長やマネージャー職として頑張っているとか個人サロンを立ち上げ地域の方々へ貢献しているなどを聞くことがやりがいに繋がっています。

入学当初は、考え方も幼く、何かあると周りのせいにしがちになることが多いのですが、少しずつではありますが、自律と自立ができるようになり主体的に動けるようになっていきます。顔つきも変わり本当に頼もしく見えてきて、最終的に卒業式や謝恩会では生徒達を誇りに思いながら送り出すことができます。そしてまた次の生徒達を育てていくことにモチベーションを感じながら頑張っています。

何事にも中途半端ではなく真剣に生徒達と向き合うこと。優しさと甘さは違いますし、叱ると怒るも違います。その部分を意識することが大事ですが、精神的にも肉体的にも疲れてしまう時が少し大変だなと感じるところです。自分自身の心と身体を常に鍛えていかないといけないなと思います。

未来の三幸学園を担う次の世代を育てていきたい

現在は、エステコースのチーフを任せられていますので、チームワークを常に意識して風通しの良いエステチームを作り、みなさんをまとめていくように努力しています。そこで今後は中堅や新人の講師の方々を育てていくことを目標にしていきたいと考えています。私自身が三幸学園にお世話になって20年以上になりますので、そろそろ世代交代を意識し始めてきています。三幸スピリッツを継承していただくことで、より良い授業展開を進めていける人材を育てることに注力していこうと思っています。また、個人的な目標としては専門的な授業だけでなく生徒一人ひとりの多様性を認めていく中で発達心理学を学び生徒対応に活かすことが出来たら良いなと感じています。

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